バレンシアに来て一年が経ち、期限が1年のN.I.E.(居住許可証)は更新の時期です。更新とは言ってもここはスペインなので、一筋縄ではいきません。日本の運転免許証の更新のようにはいきません。
まず、更新のための必要書類を集めなければならないのですが、バレンシア大学に「この人はもう一年間大学と契約しますよ」という事を証明する書類を作ってもらわなければいけません。研究室のJ教授を通じて大学に書類の作成を依頼してもらってから約二週間、「忙しい」とか「担当者が居ない」などいろいろな言い訳を言ってきてなかなか作ろうとしてくれません。そのうち、NIEの期限(10月末)が近づいて来て、こちらとしても落ち着きません。NIEの期限が切れると、すぐ強制送還などということは無いですが、違法に滞在している事には変わりないので不安は不安です。結局、明日期限が切れるという10月29日になって書類を作ってくれました。やる気になればすぐでできるのに、二週間何やってたんでしょうか。最後の方はJ教授もキレてしまい、交渉はスタッフのMさんにしてもらいました。Mさんありがとうございました。
で、やっと警察署に昨日申請に行ったのですが、「必要な書類が足りない。別の警察署に行って取ってこい。」と言われました。「恐れていた事態だな〜〜」と思いながら別の警察署へ移動。実は必要書類はHPで調べていたのですが、そこに書かれていないものを要求される事は良くある事。結局、現地に行ってみないと正確に何が必要なのか分からないのが実際のところです。
で、その警察署に行き、長蛇の列を一時間半待ってやっとデスクにたどり着くと「NIEの更新はこの紙と必要書類を提出して」と申請用紙を渡され、「申請して約一ヶ月で家に書類が届くので、その書類を最初に行った警察署に提出してさらに40日待つとカードが出来上がる」とのこと。予想はしていたけれど、実際にカードを手にできるのは2ヶ月以上先の事になりますね。
ただ、その日に大学に帰ってMさんにその書類を見せると「君の場合はその申請用紙じゃない」と言われ、確かに良く見るとその書類は留学生用のよう。もう一度申請用を取りに行くのか〜と思っていたところ運良くweb上に正しい申請用紙が見つかったので、それを書いて今日申請しに行ったら無事に受理されました。
ただ、さっきも言った通り実際にカードを手にするのはまだまだ先の事です。
今回の件で思ったのは「外国人の気持ちを思いやる想像力を持ってほしい」と言う事。多分大学の事務の人たちは「NIEの期限くらいちょっとぐらい切れてても大丈夫じゃないの」と思っていたと予想するんですが(でなければすぐできる仕事を二週間も放置したりしない)、外国人として生きる身としてはやはりNIEの期限が切れるのはとても不安。町の中で警察にNIEを見せろと言われないとも限りません(今まで一回もありませんでしたが)。
日本に居る外国人にも思いを馳せてみました。やはり彼らも許可証の期限にはかなり敏感になっているでしょう。もっとも、日本の場合もっとスムーズに必要書類が発行される気がしますが。
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