『ウェブ進化論』
最近のインターネット業界のトレンドを的確かつコンパクトにレビューした好著。最近起きている変化というのは、単に「技術が進歩した」という言葉では捉えきれない、質的かつ根源的な変化であることがわかる。「インターネット」、「チープ革命」、「オープンソース」が「次の10年への三大潮流」なのだそうだ。また、Google、amazonといった新進企業の何が本質的にすごいのか、よく分かる。Googleの開発者の言葉
「世界政府ってものが仮にあるとして、そこで開発しなければならないはずのシステムは全部グーグルで作ろう。それがグーグル開発陣に与えられているミッションなんだよね。」(p50)
は途方もないスケールを感じる事ができるし、興奮すらしてくる。
著者によると、これからは市井の一人ひとりが、ネット介し様々な表現活動を展開できる「総表現社会」が来るようだ。楽しみであると同時に、自分にも何かできないかな、と考えてしまいます。blog書くなんてもう特別なことじゃないしなあ、と。
最後に本文中で印象に残った言葉。
「日本という国は「いったん属した組織を一度も辞めたことのない人たち」ばかりの発想で支配されている国であるという再発見をした。」(p233)
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