視覚障害者の人たち

 リスボンで地下鉄に乗ってると、かなりの頻度で視覚障害者の人達に遭遇する。毎日大学に地下鉄で通っているが、本当に毎日にように遭遇する。彼らはアコーディオンで音楽を奏でたり、杖でリズムを作ったり、ただお金を求める言葉を呪文のように繰り返したりしている。要は、やり方が違うとはいえ、乗客に「お金を恵んでください」と訴えている。
 あれだけの頻度で会うという事は、彼らは朝から晩まで電車を乗り継ぎながら「仕事」をしているのだろう。つい、「割にあうのかな?」と思ってしまう。その次に「彼らへの公的なサポートはないのかな?」とも。もし自分が視覚障害者になったら、朝から晩までお金を要求しながら電車を渡り歩く生活はしんどそうだな、と思う。

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雨ばかり

 お久しぶりです。
 
 リスボンはここ2、3週間ずっと毎日雨ばかり。本当に「毎日」必ず雨が降るんです。午前中晴れてても午後には必ず降り、その逆も。天気が悪いと気分も乗らないですね。あまりにも雨が多いので道路が陥没している場所があるそうです。
 リスボンの冬は毎年こんな感じなのでしょうか?同じイベリア半島でもバレンシアとは相当違いますね。スペイン人のアルベール君によると、大西洋から来る雨雲がポルトガル付近で水分を全て落としていくので、雲がバレンシアに着く頃には乾燥してしまうのだとか。これは「地中海性気候」の説明だったような(違うかな)。同時に「リスボンって大西洋に面してるから地中海性気候ではないのかな?」と考えてみました。本当のところはどうなんでしょう。

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ファド

 ちょっと遅くなりましたが、先週バレンシア大学から「ちょこっとバレンシア」で有名な「たかし」さんがセミナーをしにリスボンに来られました。リスボンは最近けっこう寒くなってきましたが、たかしさんによるとバレンシアはまだ結構暖かいらしい。同じイベリア半島でも地中海側と大西洋側で気候が違う事を再認識しました。
 さて、ほとんど唯一の観光にポルトガルの伝統歌謡「ファド」を聴きに行きました。ウィキペディアによると「ファド」とは運命とか宿命とかという意味だそうですね。大学の人によると、人生の中の逆らえ難いものを歌う、基本的には悲しい歌なのだそうです。でも聴いてみると結構明るい歌もありました。我々が行った店は5人くらいの歌手がひとり一人ギターの伴奏に合わせて独唱で歌うスタイルでした。人によって歌い方がまるで違うのが面白いです。最後の歌い手さんは5人の中では一番年配とおぼしきご夫人だったのですが、ド素人の我々が聴いても「うまい!!」とうなってしまうほど、「上手かった」です。やはり良い物は国境も文化も関係なく良いなあ、と思えましたね。もう少し具体的にいうと、声のメリハリがすごく利いている。ささやくような弱い声から強い音への感情の起伏がすごく良く表現されていたように感じました。
 さて、そのファドですが、大学の人によると最近は廃れつつあるのだそうです。やはりどの国の伝統芸能でもあるような後継者不足が深刻のようです。でも、そうは言っても、大学の若い世代の人達もファドとはどういう物かは少なくとも説明できるくらいは知っています。中には「ファドは嫌い」とはっきり言う人もいる訳ですが、少なくとも自分の意見を持てる程度にはファドを知っている訳です。
 さて自分はどうか?日本の演歌はたまにカラオケで歌いますが、少なくとも歌舞伎や雅楽などの日本の伝統芸能に好き嫌いが言えるほどの知識は無いです。これはちょっと寂しいことなんだろうなあ。。とファドの帰りに少し考えてしまいました。

 追記:ファドの会場にいらっしゃった日本人ご夫妻(アメリカ在住)の方から、ファドの女王と言われるAmalia Rodriguesを強く勧められたので、今度CD聴いてみようかと思います。

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引っ越し

 先週新しいアパートに引っ越したのですが、家にインターネットまだつながっていないのでしばらく更新とコメントが滞ると思います。すいません。ポルトガルの電話会社の仕事っぷりは、さてどうでしょう。。

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やっとアパート決まりました

 今週、やっとリスボンの住まいを決める事ができました。来週ドイツに行く用事があったので、なんとか今週中に決めれて良かったです。それも、スペイン人ポスドクAlbert君(アルコイ出身)のおかげです。本当にありがとう。
 当初はリスボンのとある不動産屋さんに行って物件を探してもらっていたのですが、途中であきらめて自力で探す事にしました。この不動産屋さん、「リビングの窓が南向きを希望するんですが。。」とお願いして、「よし!君にぴったりの部屋がある!」と言って連れて行ってもらった部屋の窓が全て真北を向いていたり、「今度こそ良い部屋だよ」と言って連れて行ってもらった部屋は実は一月前に売却されている事が発覚したりと、ちょっと大変な所だったんですね。。
 で、こりゃ自分でやらなきゃダメだなと判断。不動産情報が豊富に載ってる新聞を買ってきて、適当な物件を自分でピックアップしてAlbert君に片っ端から電話で見学のアポをとってもらいました。そのなかで見つけたのが今回決めたアパート。結構郊外ですが、地下鉄の駅に近く、近くにお店もそれなりにあるので満足しています。リスボン最大のショッピングセンターに地下鉄で2駅で行けるのも利点かと。あとリスボンのサッカーチーム「ベンフィカ」のホームスタジアムがアパート窓から見えます。これでリスボンで応援するチームは決まりって事でしょう。今のベンフィカの監督は以前バレンシアの監督をしていたキケ監督。何かの縁でしょうかね。

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ポルトガル語とスペイン語

 皆さんのご想像通り、ポルトガル語はスペイン語に似てるのですが、ここ2週間で少し分かった事があるので書いておきます。
 例えば私がスペイン語をゆっくり話すと(まあ間違いの無いスペイン語だと仮定して。。)、ポルトガルの人はだいたい60パーセントくらいの意味は聞き取ってくれます。結構使えます。ただし、私がポルトガル人のしゃべるポルトガル語をスペイン語の知識のみでどのくらい聞き取れるかというと、25パーセントくらいでしょうか。そんな非対称な関係があるんです。知り合いのスペイン人に聞いたら同じような事を言っていたので、きっとそうなんです。
 二つの言葉は文字にするとすごく似ている。例えば町の看板なんかはスペイン語の知識で大体理解できる物が多いです。ということは、同じ文字でもスペイン語とポルトガル語で発音がだいぶ違うという事ですね。で、私が思うに、間違いなく日本人にはスペイン語の発音のほうがなじみやすいと思います。
 あと思ったのは、ポルトガル人(リスボン人というべきか)は英語を話せる人がスペイン人(バレンシア人というべきか)より確実に多いです。まあ観光客の数を比較したら当たり前かもしれませんが、でもマドリードよりも英語話せる人多いと思いますよ(たぶん)。

 
 

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7つの丘の街

 リスボン(ポルトガル語読みでは「リシュボア」)は坂が多い。というか、町の道はほとんど坂でできているのではないか?と思わせるほど。「7つの丘の街」と呼ばれているそうだ(誰が数えたんだ?)。例えば、ちょっと分かりにくいかもしれないけれど大学から寮に帰る道(写真)高低差がすごい。毎日ちょっとしたエクセサイズになる。まあ、運動不足の身にはちょうど良い町だね。。通勤エクセサイズ。Img_3371

 日本にこれだけ坂の多い町ってありますかね?長崎?、神戸?、函館?、小樽?。いや、絶対リスボンの比じゃないと思いますよ(たぶん)。「犬も歩けば坂にぶつかる」です。「坂のデパート」です。雨が降るとスリッピーになって危険です。リスボンは基本的に歩道は石畳なのでなおさら。お年寄りとかどうやって生活してるんだろう?

 気になっているのが、なんでわざわざこんな地形の場所に町をつくったか?、です。なんで?ふつう町って平地に作るもんですよね。何かの戦略上の重要な場所だったのでしょうか?あ、砦っていう意味はありそうですね。平地に町を作るより、こんな坂の多い土地に町を作る方が絶対エネルギーが余分に必要なはずだから、きっと何か重要な意味があるに違いない。

 

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リスボンに着きました

唐突に、「バレンシアからポルトガルのリスボンに移りました。」

この10月からリスボンのリスボンのリスボン工科大学(Instituto Superior Técnico)でポスドクをすることになりました。なんとかポスドクの口がつながったというべきか、何と言うべきか。。写真はこれです。

あと、6月23日に娘が産まれました。もう今4ヶ月になりました。妻と娘は今日本にいて、しばらくはリスボンで一人暮らしです。まだ日本語がしゃべりたい衝動には駆られていませんが、そのうちなるのかな。

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さて、バレンシアから荷物をリスボンに送ったのですが、それが一時紛失するという事件が起きました。バレンシア郵便局の人に、リスボンの中央郵便局へ荷物を送ってそこで局留めにできると言われたのでそうしたんですが、リスボンに来てみると「リスボンの中央郵便局」なるものは存在しない事が判明。局員にID番号を示して聞いても、自分の荷物がどこにあるか誰も知らない。知人に協力してもらって、やっと荷物が出て来たのが1週間後でした。スペインに2年住んでも、まだまだ日本にいる感覚で郵便局員の言う事なんか100パーセント信じちゃうんですね。。


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